2013年に聴いたハロプロリミックス

昨年と同様に今年もたくさんのハロプロリミックスを聴くことができた一年でした。原曲が好きで、そのリミックスを聴いて好きになって、結果また原曲が好きになる好循環を感じられるときこそ、ハロプロが好きでホントに良かった、そう思う瞬間でもあります。そんな今年聴いて良かったリミックス曲振り返ってみます。

モーニング娘。にライムスター / ワクテカ Take a Chance Is Yours


モーニング娘。にライムスター/ワクテカ Take a Chance Is Yours

モーニング娘。にライムスターと言えばアマチュアリズム・レボリューション21。あのときの衝撃が帰って来た!こういう相異なるものを混ぜるときに難しいのがその配分で、ライムスターがメインを引っ張りながらサビでは娘。に譲りつつ、さらに五月蠅くならない程度に娘。を盛り上げる感じの絶妙なバランスが心地良さとカッコ良さに繋がってるよね。
輪郭を抽出したラインアート風の映像もイイ味出ててコンテンツとしてとにかくハイクォリティ過ぎる。

Chromatic Feat Smilage / Yume Miru 15 (Chromatic Remix)


シリアス路線の原曲の良さをそのままに、メリハリというか歯切れが良くなったような感覚に浸れるアレンジが素晴らしいリミックス。ボーカルと B メロ・サビのベースとの不思議な調合が何やらヤバイのと、8 ビートと 16 ビートの巧みな使い分けがお気に入りです。あと間奏のサックスが反則。これ聴いたら原曲がまたさらに好きになってもうたがなー!

Juice=Juice / 私が言う前に抱きしめなきゃね REMIX


Juice=Juice 【私が言う前に抱きしめなきゃね】 REMIX

もともと勢いのある曲をさらにユーロ・トランスベースでファンタスティックさ増し増しにしたリミックス。4:00 ぐらいからの気迫と、4:30 からの溜めて溜めて溜めて溜めてからの 4:45 からのさぁーイクでー!と言わんばかりのぶっぱ感が気持ち良過ぎです。

アップアップガールズ(仮)×RHYMESTER×Skrillex / UPPER ROCK n Roll (Will Take You to the 肉体関係)


アップアップガールズ(仮) × RHYMESTER × Skrillex [UPPER ROCK n Roll (Will Take You to the 肉体関係)]

今年はアプガのリミックスがやけにアツかった。アプガの曲は古参ヲタを挑発するかのようなアップテンポで若さ溢れるサウンドが多い気がするのだけど、そんな楽曲とリミックスの相性が良いのだろうとは思う。アプガの勢いと EDM とラップの相乗効果でノリにノレるリミックスサウンドになってます。

アップアップガールズ(仮) / アッパーカット!DJ JETBARON REMIX


アッパーカット!DJ JETBARON REMIX

イイ意味での凶暴性や暴走性を盛り込んだリミックス。FF で言うところのバーサクとヘイストがかかった状態というのかな、ほぼ無敵感というか。クォリテイ的にはそのへんのダンスコンピレーション CD にしれっと混ざってても違和感のないレベルだと思うなー、とにかくアツい。

モーニング娘。 / わがまま 気のまま 愛の軍団 (mashup)


わがまま 気のまま 愛の軍団 (mashup)

今年最も印象に残ってるのがこの「わがまま 気のまま 愛のジョーク」と「愛の軍団」の曲で、これらのリミックスにも当然心を持ってかれた作品が多かった。ハロプロのニコイチを聴いていつも思うのが「拒絶反応もほとんどなく何故にこんなに上手く融合して馴染むのか?」ということなのだけど、このニコイチもまさに強くそう思った作品ね。完全にフュージョンしてます。

モーニング娘。 / 愛の軍団 (TBK Cookie bootleg mix)


色んなデジタル音やらノイズが入ってるけど不思議とあまり気にならないどころか、何と言うか近未来というかスペースサウンドっぽいような独特の世界観を感じられるリミックス、とでも言えばよいのかなー。上手く言葉にできないけど。リミックスに限らないけど音楽の魅力をテキスト化するのは難しいね。

モーニング娘。 / 愛の軍団 (Onionstep Mix)


こちらは上のよりも遥かにアッパー且つノイジー且つクレイジーで、原曲がいくら好きな「愛の軍団」と言えどもこれは苦手なリミックスか?と思いきや、覚悟して最後まで聴いてみると何とも言えない凄みとメリハリに圧倒された作品。2:55 からのクリスタルっぽいアレンジ(笑)にヤラれました。とてつもなく表現し難い気持ち悪さと気持ち良さと凄さのごった煮ミックス。オススメです。

モーニング娘。 / わがまま気のまま愛のジョーク (daikinho trap)


「愛されたーい!」の使い方が巧過ぎるのと、「愛の軍団」のフレーズの使い方が巧過ぎるのと、メロディと乖離しているようでそうではない、重なると絶妙な化学反応を起こすパーカッションとベースのアレンジが素晴らし過ぎてもうヘビロテが止まらない。